今回は愚痴です。
身体障害者の手帳をもらっている人の中で、肢体不自由があり自動車の手動 装置等の一部を改造することによって社会参加が認められる場合はその費用を 助成してもらえるというものがあります。 最近古いミッション車からAT車に買い替えたのでこれを機会に 主人が使いやすくするためにいくつか改造を考えました。 上記のような助成があることを知ったのですが、10万円までしか 助成はされないので簡単なものだけを選んでみました。 オートライトとパネルシフトのアップダウンの変更です。 本当はすべての機能(ワイパーとかシフトレバーとか)を右に もっていければいいのですが、そこまでしたらかなりの出費になるので 諦めました。 助成してもらえるとはいっても、どんな改造なら助成してもらえるのか 書面ではわからなかったので役所に聞きにいきました。 すると、担当の方まず我家の所得を調べるとのこと。 このあたりはまあ所得税がどうとか決まりがあるので仕方がないとは 思いましたがどんな改造ならいいのかだけまず聞きたかったので なんだかなーという思いです。 そしてそのあとどんな改造予定か聞かれました。 上記2点について説明したところ、身体障害者向けの改造パンフレット(各ディーラー にあるらしい)にのっているものでなければ認められないというものでした。 私達が伝えた内容は運転自体に係わるものではないからという理由です。 確かに運転は右がつかえれば出来ます。ATなら止まっているときくらいしか シフトを触ることはないです。右が利けばある程度の事は不自由なく運転できる のですが、麻痺のある腕はあくびのときとかくしゃみのとき不随意な動きをします。 なので左手をハンドルに添えるのはリスクがあります。 右手のみですべてをするので手離しの状態になるようなことは怖いので ライトは勝手についてくれると助かるわけです。 パンフレットには簡単に助成してもらえるように書かれていますが、 決まった内容しか無理ということがわかりました。 それなら最初からパンフレットに載っているものに限ると書いておいて くれれば助かるのですが。 何より今回頭にきたのが、担当者の「面倒な手続きをするより、自動車税が減免される と思うのでそちらを改造費にあててもらうのが一番いいですよ」というもの。 確かに減免してもらえてありがたいですがこれはこれ、それはそれなのです。 病気をしてから収入は半分以下ですからとにかく助成が受けられるもの があればお願いしたいところが本音です。 面倒な手続きでも我慢してやってお願いしたいところですが、どうも役所のほうが 面倒だと言っているところも・・・。 私達だって無駄に税金をいただきたいわけではありません。困っているから お願いしているだけなのです。 手続きが面倒なんて言っている役所の人間のほうが税金泥棒に見えてなりませんでした。
by hiro_tomo_life
| 2010-09-29 21:22
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